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上野東照宮

上野東照宮(国指定重要文化財) 台東区上野公園9番
藤堂高虎は上野山内の屋敷の中に、徳川家康を追慕し、家康を祭神とする宮祠を造った。これが上野東照宮の創建と言われている。あるいは、寛永四年(1627)、宮祠を造営したのが創建ともいう。天保三年(1646)、朝廷は家康に「東照宮」の宮号を贈り、家康を祀る御宮を東照宮と呼ぶようになったのである。現代の社殿は、慶安四年(1651)に三代将軍家光が大規模に造り替えたもの。その後数回、修理を加え、現在に至る。社殿の構造は、手前から拝殿・幣殿(石の間ともいう)・本殿からなり、その様式を権現造りという。

社殿は東京都内でも代表的な、江戸時代初期の権現造り。華麗荘厳を極め、金色堂とも呼ぶ。本殿・拝殿・幣殿は、唐門、透塀とともに構造・様式がすぐれ、貴重であるので、国の重要文化財に指定されている。 参道入口の石造り明神鳥居・唐門前に並ぶ銅燈籠五十基も国指定の重要文化財である。

平成八年七月 台東区教育委員会

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